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「頭文字D THE MOVIE」を観た

2006/08/09 (水)  カテゴリー/映画日和

なんか今更ではあるが、映画「頭文字D THE MOVIE」を見た。
「頭文字D」とは若き走り屋達が公道最速を駆けて夜な夜な峠で
バトルを繰り返す、車大好きな人間には御用達の聖書(バイブル)とも呼べるコミックである。
もちろんワタクシも全巻揃えている。

これはその「頭文字D」を実写で再現した香港映画である。
そう!香港映画だ。
舞台は日本で、藤原とうふ店なども完全再現し、間違いなく
日本の群馬県は某所で完全ロケをしていると思われるが、
出てくる登場人物たちは約1名を除いて全員あっちの人である。

元々僕は洋画系は字幕で見る派で、今回も最初は字幕で見ていたのだが、
舞台は日本で、登場人物たちの設定も間違いなく日本人なのに
全員が全員広東語をしゃべるのはかなり違和感バリバリで、
なんか見ていて悲しくなってきたので、今回は吹き替え版で見ることにした。

物語の流れは第一部を凝縮して収めているものの、基本的に原作に忠実に作られていると思う。
ただ、単行本で12巻ぐらいまでの話を2時間ぐらいにまとめてあるので、
出てこない登場人物や、バトルの流れが統合されている箇所が結構ある。
物語のもう1人の主人公とも言える高橋啓介が出てこないのはかなりの不満がある。
池谷先輩やケンジ先輩が出てこないのは・・・まぁしょうがないか。
高橋啓介が出ないので、最初の拓海のかませ犬バトル相手となるのは
いきなり妙義ナイトキッズの中里毅だ。
この中里、なんかしらんが妙に高橋涼介と仲がいい。
ラストバトルで拓海VS高橋涼介VS須藤京一の3つどもえのバトルは
原作にはない豪華な組み合わせでこれはこれで完全肯定だ。
バトルシーンはCGで再現していたアニメ版と違い、どうやって撮影したのか
興味深深だが実車で撮影しているらしく、迫力はアニメ版以上と言えるだろう。
拓海の必殺技、溝落としも完全再現しており、運転席のシーンでは
ヒール・アンド・トゥのテクニックも拝見することが出来る。
ドリフトシーンも迫力満点で、多少合成もあるだろうがかなり腕のいいドライバーが
ステアリングを握って撮影したんだろう。

で、登場人物の再現度だが、原作を知っていれば知っているだけ笑えるものが多い。

takumi.jpg


主人公、藤原拓海。
この人はかなり原作の雰囲気を出してくれている。

ryosuke.jpg


赤城の白い彗星、高橋涼介。
この人もあまり違和感がない。
原作に比べて爽やかになっているのは、弟の高橋啓介が出ていない分
人格統合されているのだろうか?

nakazato.jpg


妙義ナイトキッズの中里毅
原作ではかませ犬的な役割だったこの男。
高橋啓介が出ていないので、彼の役回りを彼が演じているのだが
その分かませ犬度が増しているといえるだろう。
そしてなによりもひげが。。。

kyoichi.jpg


ランエボチーム、エンペラーのリーダー須藤京一
再現度はかなりのもの。涼介との過去の因縁もちゃんと踏襲。
最後のバトルのクラッシュだけは、冷静さがウリの京一としてはいただけない。

ryu.jpg


同じくエンペラーの岩城清次(だと思われる)
原作では頭が悪くて嫌な奴だったが、頭が悪いただのヤンキーになっていた。

natsuki.jpg


みんなのアイドル、拓海の彼女、茂木なつき。
唯一日本人の鈴木杏が演じている。
ヒロインにして援交している設定はちゃんと採用されていた。
てっきり外してくると想像していたのだが。。。
ただ、なつきの雰囲気はかなり再現されていたと思う。

bunta.jpg


拓海の父にして物語上最速の男、藤原文太。
原作ではいつもくわえ煙草で寡黙なちょい悪親父といった感じなのだが、
映画ではアル中の女好きで、嫁さんに逃げられていた。
原作では決して拓海のバトルを見にいく事がないのに、
映画では若い姉ちゃんはべらせて、バトルを見にいっていた。
走りの神様だった文太のこの体たらく。。。涙でそうになったよ。
ステアリング握ると鬼なのは原作どおりだが、裸足でアクセル踏んでるし。
拓海に豆腐の配達を任せるようになったのはイボ痔になったから。


しかしそんな文太を上回る違和感バリバリな男がいる!

itsuki.jpg


頭文字Dには欠かせない漢!武内樹である。
原作では口だけでかい目立ちたがり屋の、それでも純情で真面目で不器用な
愛すべきキャラクターなのだが、映画での樹は
・秋名スピードスターズのリーダーである!
池谷先輩が出ていない分、その役割を演じているのだが、無理がないか?
愛車は池谷先輩と同じS13シルビア。その後車を買いかえるのだが、
AE85レビンではなく、AE86トレノである。
・高校を退学されている!
なんだかチンピラみたいな設定である。
・原作も偉そうだったが、輪をかけて偉そうである。
多分見た人はみんな、「こんなのは樹じゃねぇ~」と叫ぶにちがいない。
・微妙にもてている。
いや、ありえないでしょう。
まあ香港映画には必ず出てくる、太って偉そうな人になっているのだ。
ジャッキー・チェンの映画でいうところのサモハン・キンポーの役割である。

かように原作を知れば知るだけツッコミ所も満載の映画ではあるが、
頭文字Dの映画化としては成功していると思う。
最初はなぜ香港?と思ったのだが日本で作っていたならここまでのものは
出来なかったと思うのだ。
昔、大鶴義丹主演で実写化された「湾岸ミッドナイト」はツッコム気力さえ出ず、
ただただ虚しいため息ばかり出てたからなぁ。。。


ちなみにラストで高橋涼介が新たに作るチームに拓海を誘うくだりがあったり
拓海が、なつきが援交している事を知り、なつきの前から走り去るだけで
その後仲直りする場面は描かれなかったので、続編は作られるんじゃないかとも思う。
ただ、その新チーム、おそらくはプロジェクトDなのだろうが、
何度も書いた通り高橋啓介は出ていない。
となると、映画版のプロジェクトDヒルクライムエースは中里毅!?
いいのかそれで・・・

レースシーンやドリフトのシーンは本当に迫力なので
環境ビデオとしても最適な1本である。

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