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「告白」

2009/10/16 (金)  カテゴリー/図書室

僕はマンガ以外に小説も好きで、
感動する小説や、恋愛小説も読んだりするんだけど、
好んで読むのは推理小説をはじめとした
ミステリ小説だ。
そんな僕が、同じくミステリ好きな友達に勧められて読んでみた。

告白告白
(2008/08/05)
湊 かなえ

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僕は基本的に文庫で本を読む人なので、
ハードカバーの小説を読んだのは久しぶりだ。
通勤途中に読むので、すれ違い通信中のDS+ドラクエ9と一緒に
カバンの中に入れているのだが、ハードカバーはやっぱり重い。
持ち歩くなら文庫に限る。
だけど、その重さが苦痛に感じるのは3日とかからなかった。
一気に物語の中に引き込まれ、片道20分の通勤電車の中だけでなく
続きが気になって、帰ってからも読みふけってしまったのだから。


とある中学校を舞台に物語はスタートする。
その中学校に勤務する女性教師の幼い一人娘が
教師が担任するクラスの生徒に殺されてしまう
事件を軸にした物語。

物語、というよりこの小説のタイトル「告白」のとおり、
それぞれの登場人物の独白により、
様々な視点で、この幼女殺人事件に関する側面が語られていく。

殺された少女の母親である女性教師の視点。
犯人と同じクラスの生徒の視点。
加害者となった殺した少年の母親の視点。
殺した犯人である少年自身の視点。
そして・・・


結論から言うと、この小説には正直、救いはない。
後味は非常に悪いとも言える。
幼い少女を殺した犯人である少年に裁きの鉄槌が下された時も、
そこにカタルシスはない。
残るのはなんとも表現しがたい澱みだけだ。

でも、引き込まれる何かがある。
僕は読み終わったあと、もう一度、一気に読み返したくらいだ。
ここまで引き込まれた小説はいつ以来だろう。

とても恐ろしくて、哀しい物語だった。
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テーマ : ミステリ - ジャンル : 小説・文学

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