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「男たちの大和」

2006/08/23 (水)  カテゴリー/映画日和

「男たちの大和」をレンタルしてきて観た。
日本が世界に誇る最大最強の不沈戦艦「大和」
その最後と、大和に携わった男達を描いた映画である。

感想としてはまず、日本でもここまでの映画が出来るようになったんだなぁと感心した事。
実際にセットを組んだり、CGを組み合わせたりしているのだろうが、
大和の再現度はかなりのものだろう・・・と思われる。
大和の戦闘シーンも迫力満点でそのレベルは非常に高い。

ただ、まだまだハリウッドのレベルには達していない。
例えば「パール・ハーバー」と比べると予算が足りてないんだなぁと思えるところが多々あるのだ。
確かに大和の再現度はほぉーっと思うほど素晴らしい。
だけど、その他の場面では大和ほど力が入れられてないのだ。
東京大空襲やその他のシーンはほとんど当時の記録映像が流されるだけで
新たにそのシーンが作られていない。
最後の見せ場である、大和の沖縄への特攻だが、随伴していたはずの
雪風、冬月他の艦船の影も形も見えず、登場人物のセリフに見られるのみ。
最後の戦闘シーンは大和一隻でアメリカ軍の航空部隊と戦っているかのようだ。
大和に力を注ぐあまり、他の部分まで予算を回せなかったということもあると思うが、
力を入れているヵ所と入れてないヵ所の差がはっきりわかる大作日本映画の特質がよく出ている。
(「ゴジラ」映画を観る人は大体わかると思う)
まぁ、シナリオで観れば「パール・ハーバー」より全然上だとは思うけど。
比べる相手を間違っている?

人間ドラマの方もいろんな人間の話に分散しすぎてしまい、少々まとまりがついてない気がした。
家族とのドラマ、恋人とのドラマ、男同士の友情など、キャラクターによって
それぞれのドラマを描かれるのだが、あまりに駆け足すぎて、
ひとつひとつのエピソードが薄くなりすぎ、あとになってある人物の母親が出てきても
「えっと。。。誰のお母さんだったっけ?」みたいなこともあった。
ひとりひとりのバックにある物語を見せる事で、最後で描かれる悲劇に厚みを持たせるつもりだったとは思うが、
もう少し絞ってもよかったのでは、と思った。

ただ大和最後のシーンは必見であると言えよう。
この最後のシーンを見るためだけにこの映画は存在すると言っても過言ではない。
アメリカの雷撃機の大編隊の攻撃にさらされる巨大戦艦大和。
いかに世界最大最強の主砲を持ってしても、300機以上の飛行機の前にはまるで意味をなさず、
対空砲座で敵機を迎撃するも、敵の機銃掃射の前に1人、また1人命を散らせていく。
この兵のほとんどが、16~18歳の少年兵たち。
機銃は彼らの体に無常にもふりそそぎ、大和はどんどん反撃の術を失っていく・・・
この最後の戦闘シーンは、少々しつこいくらいに血と死の描写が続くので
そういった描写がダメなひとには耐え難いかもしれない。

若い命が無駄に散っていった太平洋戦線。
大和も片道分だけの燃料を積んでの、帰り道のない出撃だったわけで、
搭乗する兵たちは、みなその事をわかった上で乗り込み、死地へと赴いていった。
神風特攻隊だってそうだ。祖国のため、勝利のため、
自らの命を乗せたまま相手の艦船へ飛び込んでいく。
そうする事が勝利につながると信じてうたがわなかったのだろう。
そんな狂気の時代がたった60年ぐらい前にあったのだ。
今の平和な時代に生まれた事は多分とても幸せな事なんだろう。
60年後の日本がまたどうなってるかなんて、わからないのだから。

最後に、鈴木京香が父の遺言に従い、大和が沈んだ場所まで赴き、
そこまで案内する元大和の船員が過去を語るエピソード・・・
えっと・・・言わせてもらってよい?
「タイタニック」にもなかったっけか、そういったエピソードが。

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